ガクチカは複数用意!就活を終えた学生による面接対策マニュアル
ガクチカ:学生時代に力を入れたこと
私が面接を繰り返す中で重要だと思ったのはガクチカ対策です.
今回は面接を何度もしたことで得た,ガクチカに関する知見をまとめます.
面接は本当に”慣れ”なので,この記事が面接1回分くらいに相当してくれれば嬉しいです.
就活系の記事にはいつも書くようにしてますが,あくまで私個人の考えを書きます.
業界や職種等によって就活は大きく違いますし,私はしがないただの学生です.
ネットの情報を鵜呑みにせず,様々な情報の中から正しい情報の取捨選択をしてください.
(いつもと違っておしゃれタイトルにしてみました!)
- ガクチカが重要な理由
- 対策1:質問にあった回答をする
- 対策2:企業・職種にあった回答をする
- 対策3:ストーリーを意識する
- 総括
- おまけ1:面接の一貫性の話
- おまけ2:自己PR「いろんなことに挑戦した」
ガクチカが重要な理由
まず,面接における頻出質問について書きます.
一口に面接と言っても,個人面接や集団面接,技術面接など色々なタイプの面接があります.
しかし,基本的によく頻出とされる質問はどんなタイプでもされることが多いです.
ちなみに,私の受けた企業(メーカー)での頻出質問TOP3の出題確率はおおよそですがこんな感じでした.
・ガクチカ: 100%
・志望動機: 80%
・自己PR: 60%
意外にも志望動機(企業,職種,部署等含む)を聞いてこない企業がいくつかあります.
志望動機ってあんまり差がつかないと言いますか,人によって違いが生まれにくいと思います.
もちろん重要なことに変わりはないのですが,より比重の大きい質問は存在していると考えていいです.
対して,ガクチカ(学生時代力を入れたこと)は全ての面接で聞かれました.
そして,個人的にはこの質面への回答がとても重要であると感じました.
ガクチカは学生の具体的なエピソードを聞けるので人となりが分かりやすいです.
どんなことに興味を持つか,どんな性格なのか等の内面の部分を探れる質問で,人によって回答は全く異なります.
よって,学生が企業にあっているかを判断しやすいことから,ガクチカは最頻出の質問だと考えます.
また,エピソードを話すのでウケが良ければ一番盛り上がる質問であり,面接中に受かった感がでることもしばしばありました.
今回はそんなガクチカを対策しましょう.
対策1:質問にあった回答をする
いきなりですが,
”ガクチカを聞かれたらこのエピソード話そう”
”ESに書いたやつ答えよう”
って考えていると終焉を迎えます.
なぜかと言うと,シンプルに学生時代に頑張ったことを聞かれないことが多いからです.
例えば,私がされたガクチカの質問はこんなものがあります.
”頑張って何かを変えた経験は?”
”プレッシャーの中で頑張った経験は?”
”多くの人を引っ張って頑張った経験は?”
このようにガクチカはおまけの条件が付いてくることが多く,ガクチカへの回答を1つに決めていると条件を満たさなくなる場合がでてきます.
具体的にはプレッシャーの中頑張ったことを聞かれているのに
”サークルを立ち上げました!”
”ボランティアしました!”
などと言っても残念賞をいただくことになります.
また,面接とESでは聞き方が異なることもあります.
つまり,ガクチカでは相手の質問に対して,ベストなエピソードをぶつけられるかが重要となります.
そのため,ガクチカに対して話すことを決めるのではなく,エピソードを大量に話せるようにすることが大切です.
例えば,サークル活動にしても”立ち上げた”という経験と”幹事としてみんなをまとめた”という経験は別物として捉えるべきです.
何かを変えた経験を聞かれたら立ち上げた経験を話し,その後の深堀の中でタイミングよく”幹事もしたよ”とさらにアピールすると良さそうです.
用意したものを全て使う必要はありませんが,持ち弾が多いに越したことはありません.
(対策1だけ書くつもりだったので以降はテキトーです)
対策2:企業・職種にあった回答をする
これはもうそのままです.
研究職なら”ロボットを作りました”.
営業職なら”バイトでお客さんと仲良くなりました”.
ガクチカにおいても,自分がその企業で如何に活躍できるかといった自己PRの場であることを忘れずに挑みましょう.
対策3:ストーリーを意識する
面接官は今ままで何百回とガクチカを聞いてきているので,ありふれた話では盛りあがらないと思います.
ですが,誰もやっていないようなことをしている学生なんていないと思います.
ならば,ありふれた話を面白く話すしかありません.
笑いとかではなく,ストーリー性が重要です.
起承転結を心がけて面接官が質問したくなるような話にしましょう.
詳細を全て話す必要はありませんが,要所は押さえて,初めて聞いても流れがわかる話だと良いと思います.
総括
ガクチカ対策を書きました.
ひたすらエピソードを思い出し,深掘りしていく作業は苦痛でしかないと思います.
しかし,一回やってしまえばいろんな企業で使い回すことができます.
面接にそこまで違いなんてないので,頭の中でパターン化されて安心して面接に挑むことができます.
そのため,一回だけ頑張ってエピソードをまとめましょう.
ネットにはいろんな自己分析のやり方が載っていますが,結局はエピソードが全てでエピソードさえあればなんでも話せます.
ガクチカをうまく答えて第一志望に合格しよう!頑張ろう!
おまけ1:面接の一貫性の話
面接対策として,”最初と最後で食い違わないようにしましょう”ってよく聞くと思います.
ただ,普通にやっていれば食い違いは出ないと思います.
じゃあ,どんな時に起きるのか私なりに考えました.
その結果,一貫性が崩れる原因はただ1つです.
それは短所を言った時.
実際には短所だけではなく,ガクチカや自己PR等の深掘りで”どんな改善ができたと思う?”のような自分の欠点に関する話をした場合です.
この流れにもっていかれたら注意が必要です.
実際,話しながら考えるって難しいことですが,具体的に話すことを心がけましょう.
”責任感あります!”って言っていたのに”責任感もってやればよかったです”だとやばいです.
責任という単語は使わずに,”リーダーとして最初からスケジュール管理をし,人員を適材適所割り振ることで余裕を持った完成を〜〜〜”みたいに言えば良いと思います.
適材適所の使い方が合ってるかは知りません.
おまけ2:自己PR「いろんなことに挑戦した」
自己PRで”いろんなことに挑戦します!”というのは賛否両論あります.
賛はおいといて,否の意見は
”いろんなことに挑戦していたとしても1つ1つを見れば並”
であることです.
言いたいことすっごいわかります.
でも,他の自己PRにしたとしても結局並になりません?
エピソードは限られたものしかないんだから,結論は違えど話のインパクトは変わらないような気がします.
よって,私の意見は賛です.
というか,私は自己PRこれで行きました.笑
ただ,いろんなことの中身は注意が必要です.
バイトやサークルを入れるぐらいなら違う自己PRの方が良いです.
ドローン飛ばしてますとか,Webアプリ公開してますとか,折り紙教室いってますとかぐらいで成り立つと思います.